間取り大公開.02

「家を建てよう！」そう決めてから、かれこれもう９ヶ月....気付けば半年以上が経っていました。この９ヶ月間、ほぼ２週間に１度のペースで週末打ち合わせをしていますから....凄い！ですよね。（笑）ということで、今回は久々に『家造り』について書きたいと思います。

この９ヶ月間、何をしてきたかといいますと...まず、間取りが決まるまでに半年程かかりました。その後、土地の分筆問題が勃発。デザイナーさんが何度も役所に足を運び解決してくれました。そして、大まかな素材を決めて、電気やスイッチの場所を決めて、水道工事して、地盤調査して、ショールームツアーに出かけて...etc。思い返せば山盛りです。そんなこんなで実施設計もそろそろ終盤にさしかかってきました。今は予算に合わせて色々削っている最中です。そして、６月４日にはついに、旦那さん実家の離れと駐車場の取り壊し作業が始まります。寂しいような....楽しみなような....。取り壊しの前には皆で記念写真撮影会をする予定になっています♪

私達の家は、『エコ住宅』の設計を目指していて、
① 再生可能な素材を多用する
② 長持ちすること
③ 冷暖房負荷をゼロに近づけること
④ 照明・給湯エネルギーを減らす
以上４点を意識して設計を進めています。

何より１番チャレンジであり楽しみなのは、床暖房の代わりに採用する事になった『床下エアコン』。効能などはまた年月をかけながら、このブログでご紹介していけると良いなと思っています。

しかし....家造りとWeddingは、とてもよく似ているなと常々思います。ハウスメーカー（ホテルや結婚式場など）にパッケージとしてお願いするか、少々面倒だけど細部までこだわる為に、プランナーさんやデザイナーさんにお願いするか。肌に触れる感触まで意識して、無垢フローリング（活版印刷）までこだわるか、まずは費用削減の為に複合フローリング（デジタル印刷）で進めるか...。

家を建てると決めた当初は、自分好みの家を安く作る為に、自分達と工務店さんだけで作ろうと意気込み、素人ながらに図面を書いてみたりしていました（笑）でもやはり今は、間にプロのデザイナーさんに入ってもらって本当に良かったと思っています。窓や素材などの知識の量もレベルも違うし、何より、自分達では考えもつかなかった、想像以上の提案を出してくれます。デザインの力をなめてはいけないなと思いました。それはきっとグラフィックデザインも同じ事。顧客として考え、学ぶ事が多いです。

そして、家造りやウェディングなど、『自分らしさ』を大切にした物造りを、もっと沢山の方々に楽しんで欲しいなと思います。生き方や考え方は人それぞれ。それぞれに合った物事がきっと沢山あるハズです。それらは、すでに決まっている「型」に自分を合わせる必要はありません。自ら新たに作れば良い事です。『自分らしさ』を引き出し整理して、特別なオリジナルを作るお手伝いをしてくれるのがデザイナーの仕事かなと思います。

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