2018年7月25日水曜日

ゲロゲロな日々



記録的な猛暑が続く中、ここ数週間はつわりにやられ、近頃はピークを迎えています。
こんなに嘔吐を繰り返す日々は生まれて初めての経験かもしれません。小さな子供達を見ると、皆お母さんが苦労して産まれてきた子達なのだなぁと思うようになりました。きっとこの先もっと大変な事が続いていくのでしょうけど、それよりも、幸せや喜びの方が大きく感じられるようになれると良いな。

ろくに食べれない日々。つわりには終わりがあるから良いけど、これが癌などの病気によるものだった場合どんなにつらいだろうかと日々父を思い出します。父は膵臓癌でしたが、2回試した抗がん剤の影響で、最後は味覚がおかしくなっていました。美味しいものを食べる事が一番の幸せだった父にとって、どんなに苦痛だった事でしょう。だんだん身体が衰え食べれなくなっていく父を看るのはとてもつらかった。糖尿病も患っていたので、初めは糖分や塩分なども気を遣いながら、できるだけ美味しいものを食べさせてあげたくて、誕生日には、無糖の美味しいケーキを取り寄せたりもしてたけど、今思えば、余命が短かったのだから、もう治らない癌と分かった時点から、食べたい時に食べたい物をたらふく食べさせてあげた方が良かったなと...。父がそう望んでからは、もう健康に関係なく食べたい物を食べていたけど、その後直ぐ味覚障害になってしまいました。今思えば、もっとこうしてあげた方が良かったんじゃないかと思う事も多いです。。

写真は関係ないですが、姉妹犬と再会したリリーちゃん。チューしてました♡この後、つわりが日に日につらくなる日々。


................................................................................................................................................
*Weeklyブログ『Coffee Talk』(毎週更新中)
http://hozumiizumi.blogspot.jp/

*instagram


*WEDDINGペーパーアイテム専用サイト

*企業サイト『Hozz Design(ホズデザイン)』
http://hozzdesign.com

2018年7月11日水曜日

ERA検査について <不妊治療>

前回書いた通り、15回以上の体外受精&胚移植を経てやっと一先ず妊娠できました♡不妊症で悩んでいる方達へ、少しでも励みになるような情報を、これからこのブログに少しづつまとめて書き溜めておこうと思っています。

先ず今回は、最後の最後で目から鱗だったERA検査(子宮内膜着床期遺伝子発現診断(Endometrial Receptivity Array 検査)について書きたいと思います♪
この検査が何かと簡単にまとめると、子宮内膜が受精卵を着床させる為に開く窓が正常な時間軸で開いているか、また、ずれているなら、その確実に開くタイミングを調べる検査です。稀に、その時間軸がずれている人がいて、通常の1日前後、または数時間の間でしか窓が開かず、その場合、いくら良好胚を移植しても着床しないそうです。

この検査、昨年の2017年までは、スペインの大学でのみ研究が進められていて、日本で実行する場合、子宮の細胞をもぎ取り、スペインまで空輸する必要がありましたが、2018年から日本にも支店ができたそうです!

以前一度やってみないかと紹介はされてましたが、結構高額で痛みを伴う為、私はずっと敬遠してました...(笑)でも、「普通4回以上移植してて出来ないなら何か異常があるはずだけど、15回以上良好胚を移植して出来てないのは本当に何かおかしいから」と先生に釘を刺され、最後の最後で仕方なく検査をしてみたところ、結果的に、私は全く異常がなかったのですが(苦笑)この検査のお陰で、過去一度も着床できなかったくせに、(私も普通に着床はできるんだ!)という、妙な自信が湧いてきて、実際、SHEET法の為に、わざわざ培養液までお金を払って凍結保存してましたが、「SHEET法でできる根拠は正直なく、逆に出来にくくする可能性がある」と言われ...、(じゃあなんで凍結保存したか...順番間違えたか...)などと心の中ではブツブツ考えながらも、しぶしぶ先生の意見に従い、SHEET法もする事なく今回移植してみたら、無事妊娠に至りました。

(じゃあなんで出来たの?!)って、我々夫婦も疑問に思ってますが(笑)、他の些細な要因が色々あったように考えていて、それはまた次回から少しづつ書いていきます♪

このERA検査、先生の腕が良かったのか、正直痛みには強い方ではありますが、意外とそこまで痛くなく、少し窓が開く時期がずれてても、1回の検査でヒントを教えてくれたりするので(ヒントってなに?!って思いましたが...笑)、多くて2回で大体時期が判明するそうです。とにかく訳が分からないまま、検査の堂々巡りになってしまったらどうしようという不安はありましたが、熱烈に勧めてくれる先生を信用してみる事にしたのでした。

結果的に異常はなかったものの、お金がもったいない〜と敬遠しながら移植し続けるぐらいなら、潔く早目にやっておいた方が気持ち的に大分ラクだったろうに...と思ったのでした。ただ、このERA検査をしてくれる病院は最近大分増えてきたけど、限られているので要注意です。ちなみに、なぜか私が行ってた病院はサイトに載ってませんでした...
http://www.igenomix.jp/era-patient

... to be continue...



................................................................................................................................................
*Weeklyブログ『Coffee Talk』(毎週更新中)
http://hozumiizumi.blogspot.jp/

*instagram


*WEDDINGペーパーアイテム専用サイト

*企業サイト『Hozz Design(ホズデザイン)』
http://hozzdesign.com

2018年7月4日水曜日

新しい生命


このブログが更新できないまま約1ヶ月が経ってしまいました...。
その間、本当色々な事がありすぎて再び怒涛の1ヶ月間でした。

まずリリーはその後、薬を飲ませながら肝臓に良いフードに切り替えたら、あんなに元気を無くしていたのが嘘だったかのようにかなり回復し、走り回れるようになりました♡

そして、父の遺骨を都内の家に移して初めてお線香をあげに行った日、私のお腹の中で新しい命が育まれている事が分かりました。実はかれこれ4年間続けてきた不妊治療。当初より卵管が2つとも通っていなかった為、体外受精&胚移植した回数はもう15回以上...この4年間は、不妊治療中心の生活をひたすら続けてきました。

朝4:30起きで8時に都内の病院に並び...夫婦共に手術して...幾度となくホルモンコントロールして......どんなに働いてもお財布は空っぽ...(笑)何台車が買えたかしら...と思うぐらい、失ったお金も相当ですが、色々我慢しながら病院通いに費やした時間もそれはそれは相当なものでした。ーでも、あきらめなくて良かった。今となってはただそれだけです。

父が生前、もしもこの世を去って一つだけ願いを叶えてくれるとしたら、私の子供として生まれ変わると約束してくれました。子供は産まれるべき時に産まれてくるとはよく聞くけれど、本当にその通りだなと...。このタイミングで訪れてくれたこの奇跡に心からの感謝でいっぱいです。

正直、卵巣が一つしかなくて、両方の卵管が不通で、卵の数がなかなか取れない事以外、胚は毎回ハイグレードに育ち何も問題がなかった私たち。子を授かるとは、それだけ神秘に満ちた世界であると思い知らされました。あれだけやってできなかったのだから、今回は奇跡なのかもしれないけれど、それよりもやはり『やっと実った努力』だと思っています。私たちの努力と結果が今後誰かの励みになるかもしれない。これから、不妊治療の話しもたまに書いていきたいな。


................................................................................................................................................
*Weeklyブログ『Coffee Talk』(毎週更新中)
http://hozumiizumi.blogspot.jp/

*instagram


*WEDDINGペーパーアイテム専用サイト

*企業サイト『Hozz Design(ホズデザイン)』
http://hozzdesign.com