2013年12月25日水曜日

Merry Christmas!

Merry Christmas!
今年のクリスマスは、母と妹を連れて軽井沢にある高原教会に行ってきました。品の良いイルミネーションと、教会からの賛美歌、牧師さん達の温かい笑顔にホッとさせられ安らぎを感じる事ができました。高校生の妹もとても楽しんでくれて、私達夫婦にとっては二人の笑顔が何より一番嬉しい贈り物でした。クリスマスは、小さい子達の目のキラキラが本当に可愛いくて癒される季節ですね。
2013年も残りあとわずか。素敵な年末年始をお過ごしください。


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2013年12月10日火曜日

フンデルトヴァッサー

今回は、大好きなアーティストの一人である『フンデルトヴァッサー』のご紹介。

以前ウィーンを訪れた目的の1つは、フンデルトヴァッサーの『クンストハウス』を見に行く事でした。『フンデルトヴァッサー』は、オーストリアの芸術家、画家、建築家。豊かな曲線と色鮮やかな彼の作品は、どれもこれも「型にとらわれず」自由そのもの。若い頃スケッチブック片手に旅に出た彼を惹きつけたのは、北アフリカの広大な台地で見た、床も壁も赤い土で出来た伝統的な土の家でした。「自然と共に暮す」そんな生き方に共感し、夢中になってキャンバスにぶつけたそうな。ひとたび都会に出ると、新しい建物はみな角ばっていて灰色、無機質で画一的。それはユダヤ系であり戦争を体験した彼にとっては、刑務所のように見え、以来、定規で引いたような直線の使用は断固拒否。クンストハウスの床も、まるで波の上に立っているかのような不思議な曲線でできていました。

余談ですが、個人的に好きなアーティストは、圧倒的にオーストリア人が多い。なぜだろう。まだその答えは分かっていませんが、「クンストハウス」は、かつて見た美術館の中でもダントツに素晴らしく感動的なものでした。日本のガイドブックにはあまり詳しい情報が掲載されていませんが、ウィーンを訪れた際には是非、足を運んでみてください。自由。楽しさ。アート。ただその空間にいるだけでワクワクさせられます。

(*日本でも、フンデルトヴァッサーが設計した建築物として、大阪のゴミ処理工場(舞洲工場)や舞洲スラッジセンターなどがあります。)



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2013年12月3日火曜日

間取り大公開!

スローペースで進んでいる家造り計画。
新しい年初めから一気に加速して忙しくなりそうです。
これからまだ少し変更予定はありますが、今回は、大体固まってきた製図前の手描きの間取りを大公開!当初は平屋で進めていましたが、場所的に眺めが良い為、今のところ贅沢空間としてプチ2階も計画中です。(今後削るかもしれませんが)
Design Libraryとコラボして頂ける事になった建築士さん。植物の知識も豊富で、風や日当りを考慮し、建物だけでなく外空間からトータルで設計してくれるところが大変気に入っています。下の間取りに描かれている木々などの植物も、ちゃんと風を作れるよう計算して配置されているそうです。
建物を造る際に重要になってくるパートナー選び。センスや知識はもちろんのこと、何より大切なのは安心して任せられる人柄だと考えます。一件楽しそうにみえる家造りも、裏では沢山の人間関係があったり、膨大な書類手続きがあったり....それらも全て安心して任せられ皆で楽しく進めていける、そこが何より大切なポイントではないかなと思います。私達夫婦も誰にお願いしてどのように家を造るか、沢山回り道をして吟味しました。こだわりが多い割に予算を低くおさえたかったのでハウスメーカーさんは考慮していませんでしたが、最終辿り着いたのは、信頼できる設計士さんと、代々お付き合いがあり何かあればすぐに飛んで来てくれる地元の大工さんのお2人を導き合わせてお願いする方法でした。今では、こだわりが多い我々の注文も、楽しそうに受けてくれるお2人との出合いに大変感謝しています。
そんなこんなで、Design Libraryでは、ここ日本でも、インテリアからグラフィックまで全てトータルで受注できる体制が整いました。新事業に伴う新店舗やリニューアルをお考えの方は是非お気軽にご相談下さい。
























特に勉強になった本。



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2013年11月26日火曜日

ウェブサイトについて

一度OPENしていたにも関わらず、再びメンテナンス中になってしまったホームページ。
実は色々いじっていたら、これまでの全データを失ってしまったのです。。。。
まさかウェブでもこんな事が起こるなんて...!バックアップしていなかった事を大変後悔しました。

残念無念ではありますが、これを機に、Design Library1月のリニューアルOPENを目処に、
ウェブサイトもしばらく工事中にする事にしました。今年も残りあと少し。頑張ります。

写真は全く関係ないですが、昔の妹。
今年のクリスマスは彼女がシンガポールから遊びにやって来ます。
もう妹も高校生。大きくなったんでしょうな。
若いのとワイワイ過ごすのが今から楽しみです。


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2013年11月19日火曜日

家族の絆

先週末は義理の祖父の49日でした。

49日間は長いようであっという間だったので、未だに実感が湧きません。。
祖父はとても優しく明るい方で、お亡くなりになる直前まで、病室のベットでジョークを飛ばしては皆を笑わせてくれていました。私はそんな祖父の人柄が大好きで、毎回とても嬉しそうな祖父の笑顔を見るのが楽しみで、気付けばいつも沢山喜ばせてあげたい気持ちでいっぱいになっていました。最後お亡くなりになった時、祖父は律儀にも、沢山の家族の夢に訪れて皆が安心できるようにお別れを告げてくれました。沢山の人に幸せを与えてくれた、本当に素敵な祖父だったなと、人の一生の短さが悔やまれてなりません。

下の写真は、Weddingの時に作った両家の写真入りウェルカムボードです。作った当初は、まさかこんな形で大切な物になるとは思ってもいませんでしたが、今となってはずっと飾っておきたい大切な宝モノとなりました。ちゃんと祖父の写真と一緒に「おめでとう!」の直筆の文字が残されています。これからもずっとこの写真を見ては思い出し、祖父の事を想い続けるのだと思います。どうかあの世で苦しむことなく、幸せな日々を過ごされていますように。ご冥福をお祈りしながら、これまで生きてこられた証をここに残しておきたいと思います。



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2013年11月12日火曜日

清潭洞(チョンダムドン)珈琲美学

かつて、韓国・ソウルのハイソな街、清潭洞(チョンダムドン)の老舗カフェとして存在していた「珈琲美学」。日本でも有名なペ・ヨンジュンさんや、イ・ビョンホンさん、ボアさんなどの有名人がお忍びで通われていたカフェでもありましたが、数年前残念ながら店仕舞いしてしまっていました。
ところが今年、韓国・盆唐(ブンダン)に新しくできたショッピングモール「Avenue France」に、めでたく珈琲美学・城南(ソンナム)店をリニューアルOPENされました。
それにともない、新店舗デザインを担当させて頂きましたが、トレードマークとして、かつての清潭洞(チョンダムドン)店のイラストを描かせて頂きました。かつては清潭洞(チョンダムドン)のシンボル的存在であったチョンダム店を絵で描くことで、写真では表現できない懐かしさを表現できればと思ったからです。今はもう現物の建物は存在しませんが、これからは絵として、沢山の方々の思い出と共に根付いていって頂けたらと思っています。

珈琲美学(城南店)のその他のデザイン紹介 → Click Here!





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2013年11月8日金曜日

「Coffee Talk」スタート!


ウェブホストの移動により、過去5年間のブログをすべて移しかえました。
全て手作業だったので果てしなく大変だったけど、「もうすぐ消えてしまう思い出の記録をなくすわけには!」と思い頑張りましたよ。
NYから帰国後の5年間は、韓国ソウルに住んだり、大病を患ったり、安城(アンソン)の田舎に越したり、離婚して東京に移り住み就職したり、再婚して埼玉に越したり.....まさに写真の様なジェットコースター人生でありました。
こんなに行ったり来たりしながらもずっと続けてきた、グラフィックデザイナーとしての活動は、墓場まで持っていくつもりです(笑)この前、ある人生の先輩がおっしゃっていました。「幸せな人生とは、自分の好きな事を見つけてそれを一生涯つら抜く事です。」本当その通りだと思います。私にとっての好きな事である『デザインの仕事』を、これまで続けてこれた事、支えてくれた方々に感謝です。
これからも夢に向かって頑張りますので、よろしくお願いします。

最後に、先日富士急で撮影したジェットコースターの動画をポツリ↓。見る度にゾクゾクします。





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2013年11月7日木曜日

韓国・昌徳宮 紅葉狩り


秋も深まるこの季節。風物詩といえば「紅葉狩り」ですね。
赤、黄、オレンジ、茶…etc 枯れ葉色のグラデーションは、パレットのお手本です。
そこで、「紅葉狩り」にオススメしたいスポットが、韓国ソウルにある『昌徳宮(チャンドックン)』です。ユネスコの世界文化遺産にも選定されたこの昌徳宮(チャンドックン)で見る紅葉は、思わず息を呑む美しさです。きっと朝鮮王朝時代の建物や韓国特有の秋の冷たさがよく合う上、長く美しい道のりを歩きながら見る景色が、何とも言えない風情を引き立てているのではないかと思います。
私は個人的に、韓国の朝鮮王朝時代のドラマが大好きです。その数あるドラマの中の「イ・サン」に出てくる王様(朝鮮王朝第22代目王の正祖(イ・サン))は、実際にこの宮殿で政務を行っていたそうです。この昌徳宮(チャンドックン)を訪れる前には是非、この韓国ドラマ「イ・サン」を見てみる事をオススメします。きっと感動が何倍も増すはずです。
韓国朝鮮王朝時代のドラマは学ぶ事が多く、毎回見る度に「生きる事」に対して熱い思いが込み上げてきます。ちなみに、特にオススメのドラマは、朝鮮王朝の始まりが描かれた「朱蒙(チュモン)」です。
少し話しが脱線しましたが(笑)、紅葉の見頃は大体10月中旬から11月初旬にかけてなので、丁度今頃がピークではないかと思います。個人では入れない所もあるので、現地のガイドさん付きでまわられる事をオススメします。
紅葉狩りがまだの方は是非!お隣の韓国へ。きっと素晴らしい感動が待っています。
Have a nice weekend!

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2013年8月12日月曜日

「Cotelac」新店舗OPEN!


先日、母が韓国で経営するフランスのファッションブランド『Cotelac』(Click!)の新店舗が「Avenue France」(Click!)にOPENしました。

『Cotelac』は日本ではまだあまり知られていませんが、1991年フランス発祥のパリジェンヌ御用達ブランドです。テキスタイルに精通しているので肌触り・着心地は抜群、素材にこだわる方はきっとその面白い表現力の虜になると思います。是非商品を手に取った際には組成をチェックしてみて下さい。
また、旅や日常から得たインスピレーションや自然から得た図柄・モチーフ、そして奇麗な発色はフランスならでは。まるで美術館で見るアートのように楽しめます。そんなこだわりがいっぱいの服なのに、自宅の洗濯機でじゃぶじゃぶ洗えアイロンをかける必要がないのもまた魅力です。

もはや『Cotelac』の大ファンで毎日『Cotelac』ばかり着ている私からのオススメ発信です!
日本全国にもいくつか店舗があります。興味がある方は是非『Cotelac』のホームページ(Click!)をチェックしてみて下さいね。
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2013年8月5日月曜日

カフェ用 オリジナルマグカップ


美味しいこだわりの一杯を提供するカフェ。
口当たりや手触りぬくもりにもこだわったカップで、極上の珈琲を味わって頂きたいですよね。

そこで今回、陶芸家の先生に依頼してカフェ用のオリジナルカップを制作して頂きました。
見た目、形、口当たり、サイズ、取っての持ち易さ...etc 色々な事を吟味してフルオーダーメイドで1つ1つ手造りで制作して頂きました。
内側は年月が経ち珈琲の色が付着しても分からない様に茶色くしてあります。この茶色も、珈琲を注いでも美味しく見える色にこだわっています。
細かいサイズや色、形の指示をさせて頂いたので大変だったと思います。。(先生すみません。)

丹精込めて作られた30個のカップは、1つ1つに個性があり想像以上のできばえです。
お客様の反応が楽しみです。

2013年7月21日日曜日

原点「Tea Therapy」


先週仕事でソウルを訪れた際、『Tea Therapy』[漢方カフェ](Click!) のご夫婦と長年ぶりにお会いし、お食事をしながら素敵な時間を過ごす事ができました。

『Tea Therapy』ご夫妻との出逢いはかれこれもう7年前になります。
当時韓国ソウルにて「Design Library」としての活動を始めてすぐの頃配布した新聞の折り込みチラシを拝見されご連絡を頂いたのがきっかけです。当初その配布した折り込みチラシを大変気に入って頂きずっと大切に保管された後ご連絡を下さったそうです。

初めてお会いした時、お店の名前をどうしようか悩んでいるとご相談を頂き「Tea Therapy」というご主人の案に皆で「いいね!いいね!」と盛り上がった時の笑顔を今でも鮮明に覚えています。ロゴデザインやコンセプト作り、各種ペーパーアイテムやパッケージデザイン等をやらせて頂きましたが、プレゼンの度に皆様目がキラキラしていてとても楽しく制作させて頂きました。懐かしいなぁ。

そんなTea Therapyも今では店舗数も増え、日本人ではオダギリジョー(Click!)などの有名人も来店する程の人気店になりました。

ここまで成長された「Tea Therapy」を誇らしく思うと共に、7年経った今も当時を懐かしみお食事をご一緒できる事を本当に嬉しく幸せに思っております。

Tea Therapyの漢方茶は、身体に良い上とっても美味しいんです。
店内には漢方の薬剤を使った足湯もあり、疲れた心と身体を浄化してくれます。
ソウルを訪ねられた際は是非、足を運んでみて下さいね。

「Tea Therapy」KONEST情報サイト(Click!)

2013年7月5日金曜日

インスピレーションの宝庫 宮古島


先日、自分へのご褒美として沖縄・宮古島に行ってきました。

雄大な自然に溢れる宮古島は、美しい色彩に囲まれた島。空と海の青、植物の緑。
その中でアクセントの様に点在するフルーツや花などの赤や黄。どれも時間や場所によって様々な色彩に変化していました。

明るくてゆったりした人々。野菜いっぱいの食べ物。そこには自然と一体化して生きる本来の人間の姿がありました。

自然にかえる癒し空間。都会に疲れてきたら、また宮古島を訪れたいです。

2013年6月26日水曜日

コーヒーの世界


コーヒーは中毒のように毎日飲んでいるけれど、そういえばしばらくコーヒーの世界に触れてなかったなぁと思い、ふと大学の卒業制作で作った「Coffee Dictionary」という一冊の本を取り出してみた。

懐かしい。。。! 今振り返れば学生なのによく頑張って作ったもんだなぁと思う。
この一冊には、若かりし頃のアートへの情熱と思いがぎっしり詰まっているように感じられる。

下2枚のポストカードに使ったアレンジコーヒーの写真は、雪の上に置いて撮影したもの。寒い冬、外で凍えそうになりながらソムリエにコーヒーを入れてもらい撮影したもの。写真もイラストも文章もフォントまでもが全て自作。紙も文房具屋で入手し、印刷も装丁もすべて手作業で1年半かけて作りました。

若い頃の自分自身に学ぶ事も沢山ある今。
いくつになっても『楽しむ』って事を忘れないようにしたい。

2013年6月15日土曜日

新プロジェクト『Avenue France』


独立して最初に引き受けたプロジェクトは、韓国ブンダンに新しくできたモール『Avenue France』(Click!)に新しくオープンするベイカリーカフェのインテリア含む全てのクリエイティブディレクションと、そこで必要となる全てのグフィックデザイン物の制作です。

このようなとても大きなプロジェクトをやる気満々で引き受けたわけですが、いざ本当に始まってみて実感、大変です...(笑)まず、国が違う事。色々な物造りに沢山の方が関わっている事。それらをお料理みたいに上手にグリルして素晴らしい逸品(逸店?)を造り上げれるよう、サポートするのが今回の仕事です。

この店に入って食べてみたいなぁと沢山のお客様に思って頂けるようなオシャレで売れるお店に造り上げる事はもちろんの事、店主と一緒に自分自身含めこのプロジェクトに関わっている沢山の方々が楽しみ夢を育めるプロジェクトにする事もまた目標です。

どんな事があってもへこたれずに楽しみながら頑張ります!

2013年6月5日水曜日

新スタート!新事業始めます!


先週、3年半働いた会社をついに退職しました。

写真は最後にグラフィックデザインを担当させて頂いた新ブランド『Party & Print』(Click!)です。
ロンドンのリバティファブリックを使用したスリーピングアイテムやポーチ・バックなどの雑貨を展開するブランドです。ロゴデザインを含むVIデザイン、パッケージやイラスト制作などなどありとあらゆるものをデザインさせて頂き、最後にとても良い経験となりました。

そしてついに!これから『Design Library』のお仕事を本格的に始めます。(現在Hozz Design[ホズデザイン])

実は、2010年全てを捨てて単身トランク一つ東京に越してきた時から自分のビジネスを母国日本で始めたいと強く思っていました。でも、全く日本での職務経験がなかった私。「先の事を考えたら、いきなり事業じゃなくて一回日本で就職しておいた方が良いんじゃない?」と信頼している友人からのアドバイスを受け「そうだよね」と思いとどまり、まずは頑張って就職先を探す事にしました。でもことごとく落ち続け...そんな私を最後に拾ってくださったのが寝具業界でした。もう後がないと感じていた矢先に出合った結果どこよりも待遇が良くしっかりした就職先でした。面接時には『私には叶えたい夢があるので、ここをきっかけに日本でステップアップしたいんです!』と正直に言ってました(笑)それなのによく採用してくださったものです。入社後3年は絶対続けて必ず恩返しして辞めようと心に誓いました。

結局辞めるまで3年半。とても居心地の良い会社だったので一時期は一生働く事も考えた程でした。でも夢は諦めきれず....。それでも退職を決意するには結構勇気がいり、丁度決意していた3年が過ぎた頃から半年間程悩みに悩みました。両親からは反対されたし、上司からも「独りで稼ぐのは大変な事だよ。しばらく休養してまた戻って来たらどう?」「まだまだこれからなのに!」と言われ「良い待遇なのにもったいない!」と人事の人からも言われました。それでも辞めれたのは、旦那さんとその家族が勧めてくれたのが大きかったかもしれない。『どうにでもなるもんだから、やりたい事をやった方が良いよ!』そう言ってくれました。現に旦那さんはその後もっと収入のある職場に転職してくれました。

この先大好きなデザインの仕事がなくなってしまうかもしれません。
それでも後悔だけはしたくないし、この短い人生もっと好きな事をして理想をつらぬいて生きていたいと強く思いました。諦めずに努力すればきっと夢は叶うと信じて。

今後共もっともっと素敵なデザインを世の中に残していけるよう精進していきますのでよろしくお願い致します。

2013年5月19日日曜日

高級感の表現


最近デザインしたmila schon(ミラショーン)(Click!)の高級綿毛布に付ける下札のご紹介です。

最高級グレードのコットンとして知られるインド産Suvin(スビン綿)は希少価値が高く、繊細で豊潤な油脂分によるなめらかな肌触りが特徴です。

そんなグレードの高い綿毛布の高級感を表現する為、雰囲気のあるタージマハルのモノクロ写真の上にオリジナルで制作した「Suvin」のフォントを金の箔押しで印刷しました。
ただ唯一残念だったのは、予算の都合上大好きな高級コットン紙が使用できなかった事。

まるでインドを旅して買ってきたような気持ちになれるデザインを目指しました。

2013年4月14日日曜日

沖縄ウェディング



久々の投稿になってしまいましたが皆様お元気ですか?

この度は沖縄で挙式を挙げられたお二人のご紹介です。

今回はロゴデザインだけを引き受け、他は全てグラフィックデザイナーである新婦様が自らデザインされました。挙式の後完成した物を一式頂いたのですが、彼女らしくとても可愛らしくふんわり優しい印象のデザインに仕上がっていてとても嬉しく思いました。

一緒に頂いた物の中に「たからもの」という一冊の冊子がありました。沢山のお写真と大切なご家族やご友人、ご本人が書いた手紙が一冊の本にまとまっていました。その冊子の中には沢山の方々の愛情と祝福の気持ちが詰まっていて帰りの電車の中で思わず泣きそうになってしまいました。(笑)
ウェディングという人生の大切な節目だからこそ伝えられる素直な気持ち。
この機会を活かしてできる事は沢山あると思います。

最後になりましたが、チエちゃんテル君いつまでもお幸せに♡

2013年3月20日水曜日

震災から一週間

希望を捨てず前向きに、今自分ができる事を精いっぱいこなし、一日一日を大切に生きよう。

まずは自分が元気でいられるよに。
そして周りの人達に元気を与えられるように。
そしてもっと遠くで頑張っている人達の力になれるように。

危機は乗り越える為にあり、乗り越えた先にはもっと素晴らしい未来がある。

どんな時も感謝の気持ちを忘れずに、みなで助け合って支え合って生きていこう!
自然のパワーも想像できないけれど、そこから生まれる人間のパワーだって想像できないんだから!

日本はこれからもっと強い国になる。そう信じる。
だから今、この時代を生きる一員である事に自覚と誇りを持ち、私も立ち向かって頑張ろう!
どんとこい!である。

そういう結論に辿り着いた今週末。

2013年3月3日日曜日

母の思い


近頃うちの母は刺繍にはまっているらしく、仕事の合間を見つけては沢山の物を生み出しています。
それはきっともうすぐ初めて親元を離れ海外に旅経つ妹の為に始めた事。

うちの母は長年一人で韓国ソウルにて事業を営んでおり、年の離れた幼い妹を育てながらも夢を持ち続け、どんな事にも前向きに立ち向かいまっすぐ突き進む真が強く人生を楽しむ力のある女性です。そんな母に守られいつもべったり甘えん坊だった中学生の妹が「私留学したい!」と言い出した時には私達家族は驚きのあまり総出で猛反対しましたが、涙ながらに訴える妹に圧倒されこんなにも大きくなったのだなぁと嬉しいような寂しいような不思議な気持ちになりました。
そんな妹の為長年していなかった物造りを楽しそうにしている母の姿を横目に羨ましくなり何度もおねだりしていたら私の分も作ってくれました。
大人になってもらう母の手造り品はなんだかずっしりと重く、一生大切にしたいと思いました。

相手の事を思い作る一点物のオリジナル。それがDesign Libraryの制作における永遠のコンセプトです。
物で溢れかえった今の世の中、グラフィックデザインを通して沢山の方と一緒に普段お店では買えない価値ある物造りを楽しめたらと考えています。

2013年2月23日土曜日

赤城神社ウェディング


この度は昨年12月『赤城神社』(Click!)で挙式を挙げられたお二人のウェディングステイショナリーのご紹介です。

両家の家紋を使ったデザインでお願いしたいとの事でしたので、新婦様がお花屋さんで働かれていた事もあり、両家の家紋を1つのお花にみたて、今後お二人が築かれるご家族の健やかな未来をお祈りし蔓で囲ったオリジナルロゴを作成しました。
また、赤城神社のイメージに合わせ赤白の配色でシンプルで上品なデザインに仕上げてあります。

オリジナルロゴは制作後データとしてお渡ししているので、ソーシャルページのアイコンとして、また年賀状やオリジナルグッズに入れたり刺繍してみたりと色々な用途でご使用頂けます。

2013年1月28日月曜日

サプライズ!


ソウル在住時に働かせて頂いていた『Kelita & Co.』(Click!)
ソウルを経つ際、色々と個人的な諸事情がありご連絡も出来ず仕舞いでしたが気付けばそのまま3年弱の年月が過ぎていました。

今年になってやっと謝罪も込めて簡単な年賀状をお送りしたところ、期待もしなかった小包みが届きました。

中には毎年Kelita & Co.で製作されている、大好きなオリジナル手帳と卓上カレンダーが!

Kelita & Co.では大統領や政治家のノートやダイアリー、名刺などのステイショナリーも製作していましたが、久々に手に触れるとその奥ゆかしさに本物の気品を感じました。

たかが手帳。されど手帳。

今年はずっしりと心地よい重さのあるこの手帳に、1年を綴っていきます。

2013年1月14日月曜日

南青山ヘアサロン「eizo」デザイン




大分遅くなってしまいましたが、今回は昨年ロゴとプライスカードをデザインさせて頂いた南青山のヘアサロン『eizo』(Click!)のご紹介です。

プライスカードの表裏にはヘアサロンがある南青山の風景を手描したイラストを入れ、扉を開くと今度は、店内の手描きイラストと共にeizoのコンセプトやプライス、メニューなどをご紹介する構成にしました。
「繭(まゆ)の優しさと心地よさ」「飛翔する蝶の生命感あふれる美しさ」がコンセプトの『eizo』。ロゴは可愛らしくスタイリッシュなオリジナルフォントに「e」のアルファベットをを元に作った蝶のアイコンを加えました。

技術の良さはもちろん、とても明るく元気いっぱいのスタッフに癒されエナジーチャージできる事まちがいナシ!


2013年1月7日月曜日

謹賀新年


新年明けましておめでとうございます。
Eメールの普及で紙の年賀状をあまり書かなくなった近年。
「心の込もったハガキで新年の挨拶を交わすという風情ある喜びを大切にしたいな」と思いながら
せっせと年賀状を書きつつ、今年も家族に囲まれ幸せな年越しを過ごす事ができました。

さてこの2013年はついにDesign Libraryを本格始動する予定です。
それに向け、あまり更新できてないこのHPをリニューアルする事も今年の目標の1つです。楽しみにしていて下さいね。
それでは、本年もよろしくお願い致します。